2016年10月18日火曜日

電源が切断されると警報を発する装置を作った

会社の事務所で、しばしば電源コンセントがいつのまにか抜けているという問題が発生してました。

電源が抜けているのに気付かないと問題が起きる場合もあるので、電源が切れたときに警報を発する装置が欲しいと思いましたが、軽く検索しても見当たらないので、自分で作ってみることにしました。電気回路について学んだことはないので、見よう見まねでやってみるのも面白いかな、と。


電源が切れたらブザーを鳴らすような回路を作るのは簡単だろうという読みがありました。

ブザーの電源に電池を使えば簡単ですが、電池の寿命などの問題があるので、電気二重層コンデンサを使って、接続中はコンデンサに充電し、電源切断時にコンデンサの電力でブザーを鳴動させるという回路を考えてみました。(その方が回路設計上も面白いですし)

ちょっと調べたところ電気が流れているかどうかによって回路を切り替えるには「リレー」という部品を使えばよいことが分かったので、それで回路設計を開始しました。

回路設計にはブラウザで動作する回路シミュレータ Falstadを使いました。


実装にはブレッドボードを使っています。

当初、実装したところコンデンサからリレーに電力が逆流してリレーが復帰しないという設計ミスが判明し、急遽ダイオードを発注して追加するというような問題もありましたが、あとはすんなり完成しました。

簡単な回路ですが、一から自分で設計することができ、抵抗、コンデンサ、リレー、ダイオードなどの基本的な素子をいろいろ使うことができたので楽しかったです。

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